学習障害にお悩みの方
一般社団法人加藤永江教育研究所ではLD,ADHD障害児、もしくは、ご心配されているご家族とお子さんの支援をしています。当研究所では医療と教育のまた心理学的根拠から、お悩みのご家族御本人へのアドバイスと進学指導をさせて頂いてる日本では唯一の研究所です。
是非、お力になれれば幸いです。
LD(学習障害)って何でしょう?
学習障害とは、基本的には、全般的な知的発達に遅れはありませんが、聞く、話す、読む、書く、計算する、推論するなどの特定の能力の習得と使用に著しい困難を示す、様々な障害をさすものです。
学習障害は、その背景として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されますが、その障害に起因する学習上の特異な困難は、主として学齢期に顕在化しますが、学齢期を過ぎるまで明らかにならないこともあります。
学習障害は、視覚障害、聴覚障害、精神薄弱、情緒障害などの状態や、家庭、学校、地域社会などの環境的な要因が直接の原因となるものではありませんがそうした状態や要因と共に生じる可能性は否定できません。また、行動の自己調整、対人関係などにおける問題が学習障害に伴う形で現れることもあります。
学習障害は幅広く、いろんな子どもたちがいます。学校では主に、次のようにみられている子どもたちです。
- 言語能力の困難
- 読字・書字の困難
- 算数・計算の困難
- 推論の困難
- 社会性の困難
- 運動の困難
- 注意集中・多動による困難
- 読み書きが苦手な子
- 能力はあるのに、勉強やテストができない子
- 落ち着きのない子
- 不器用な子
- 話を聞かない、注意力の低い子
- しつけの悪い子
- 怠けているために、勉強ができない子
教室の中には、しつけが悪く、怠けていて勉強ができない子どももたしかに存在します。しかし、学習障害は、「障害のために」このような、状態になってしまうのです。決して親の育て方の問題ではありません。しかし、学習障害がまだ、(学校の教員を含めて)一般的に知られていないために、しつけの問題と見られてしまうこともあります。ここに、学習障害児を持つ親の大きな苦労の一つが現れます。
でも何故LDになっちゃうの?
学習障害児はまず感覚-運動の段階で問題を持ちます。学習障害児は不器用であったり、バランスが悪かったりします。また、感覚どうしがうまく協応できないといった問題を持ちます。これは、「お手本どおりに文字を書く」といったことが困難になることにつながります。
知覚認知の段階では、学習障害児は視覚認知や聴覚認知などの弱さが見られます。
正確に文字や音を見分けたり、聞き分けたりすることが困難になります。そのために、文字を読むことが困難になったり、話を聞くことが苦手になったりします。また、集中力にも問題を持つ子どもは、注意して他人の話しを聞くことなどが難しくなります。
概念形成の段階では、記憶の問題が大きくからんできます。必要な情報を必要なときに、必要な形で引き出すことが難しいのです。そのために、「これとこれは似ているから仲間で、これとは違う」といった、概念形成に必要な情報処理がうまく行えなえないのです。
このような苦手さを持つと、学校で行われる「教科学習」「読み書き算数」が困難であることは、容易に想像できます。私たちが何気なくできることは、彼らにとって、非常に難しいこともしばしばあるのです。
このほかにも、知覚情報処理の問題や集中力の問題を持ち、またこのような苦手な部分は子どもにより大きく異なるため、子ども一人一人にあった指導方法が必要になります。
ADHDってなに?
LDと密接な関係にあるのがADHDです。ADHDは「注意欠陥/多動性障害」と訳されます。読んで字の如く、「注意集中することが難しく」「多動(じっとしていられない)」という障害です。ADHDの40%はLDを同時にもち、LDの70%はADHDを持つとも言われています。
ADHDだと、学習を行う以前に、学習が可能になるような落ち着きや集中力などを身につけたり、そのような状態になれるような環境を整えることが重要になります。
ADHDには薬剤が有効な場合もあります。このような薬を使うことで、落ち着きが出たり、集中力が増したりしますが、一方やはり副作用や投与期間といった懸念材料も多々あることから、各個人に合わせて療法を続けていくことがポイントになってきます。
これらは根本的に「病気を治す」と言うことではなく、「学習ができたり、生活しやすくするためのお手伝い」としてのお薬や、対処療法になります。
また、教育現場では、子どもの「学習の困難さ」は、LDのためなのか、ADHDのためなのか、それとも両方のためなのか、見極める必要があります。
「一般社団法人加藤永江教育研究所では。。。」
軽度のLDであれば当研究所は子供たちの将来の選択地を広げる為に教育」を重視した指導を行い、LD児へのトレーニング教育の先端国であるイギリスや、アメリカ その他、LD児の為のトレーニング施設が大変充実である国での学校への留学を推奨しています。当研究所と各学校の密なコンタクトによって、日本で待つ保護者様達も安心して成長を見届ける事ができるでしょう。また、ADHDやADDを併発しているお子さんであっても欧米では問題にはなりません。
何れの場合も、日本では認知されてから10年に満たない障害である為に医療、教育、心理面と全てに精通した機関にご相談されないと情報だけに振り回されてしまうので気をつけなければいけません。
LD児の留学の相談、また、ADHDの可能性?とどなたかに指摘された、もしかしたら?と少しでも思われたら悩まれずにご連絡下さい。
ご本人は勿論の事、ご家族の正しい理解が必要になってくるのです。
※詳しくは当研究所の専門サイト(http://www.ld-ryugaku.com/)をご覧ください。